面接だと緊張して聞きたいことが聞けない。自分を上手にアピールできない。面接ではじっくり話をしたつもりだったけれど、入社したらイメージと違った…。
あなたはこれまで、「転職を決める前に、応募先企業のことをもう少し詳しく知りたい」と思ったことはないでしょうか？そんな転職前の悩みや不安をもつ方におすすめしたいのが、「カジュアル面談」です。
カジュアル面談は、転職する・しないに関わらず、興味のある会社の担当者と気軽に話せる機会。より良い転職に向けて企業を知りたいゲームクリエイターのために、メリット豊富なカジュアル面談について紹介します。
目次
まずはカジュアル面談の特長について理解しましょう。
カジュアル面談では、ゲームクリエイターと企業の双方が自己紹介や情報交換を行います。採用における面接ではないことを理解したうえで、お互いを知る場として雑談を交えながら対話をする機会です。
企業への転職を前提とする「面接」に対し、カジュアル面談はまだ転職を決めていない状態でも、興味のある会社に対して直接話を聞くことが可能です。
また企業の立場では、自社に関心をもつゲームクリエイターとの接点を作ることや、より高い関心をもってもらうことを目的としており、採用活動の一環として行われています。
「カジュアル面談」という名前の通り、面談はなごやかな雰囲気で行われます。服装もカジュアルな格好で構いません。ゲーム会社などでは、通常の面接でも「カジュアルな服装でお越しください」と呼びかけられるケースがありますが、いざ面接となると「本当にスーツを着なくて大丈夫なの？」と悩んでしまうこともありますよね。
カジュアル面談では、服装について思い悩む必要はなし。また面接で必須の履歴書も、カジュアル面談では不要です。
興味のある会社から直接話を聞くことができるカジュアル面談には、さまざまなメリットがあります。ゲームクリエイターにとってのメリットを確認しましょう。
カジュアル面談では、転職する・しないに関わらず、企業の担当者に会って話をすることができます。
例えば、求人をみて興味はもったけれど、入社をしたいと思うほど強い志望理由がない。今の実力では、応募してもダメかもしれない。そういった葛藤や不安は、実際に話をすることによって解消できるでしょう。
興味をもった段階から、より良い選択につながる情報をたくさん得られるということです。
カジュアル面談では、企業担当者とフランクに意見交換をすることができます。訪問先が好きなゲームの開発会社なら、ゲームクリエイターとして聞きたいことや伝えたいことは多いはず。会社の規模によっては、経営者がカジュアル面談を担当することもあるため、会社の方針やゲーム開発の考え方についてじっくり伺うことも可能です。
カジュアル面談は、新たな発見や刺激を得られる貴重な機会といえます。
残業や休日、待遇面や人間関係など、その会社の“実際のところ”は詳しく確認しないと分からないもの。しかし面接の場では「こんなことまで聞くと、印象が悪くなるかも」と、遠慮をしてしまうことはないでしょうか。とくにゲームクリエイターは、会社の規模によって仕事内容（職務範囲）が変わることもあるため、転職の際は必ず仕事の詳細についての確認が必要です。
カジュアル面談は選考の場ではないため、面接では聞きづらいことも話題にしやすい雰囲気があります。カジュアル面談は、その企業を知る絶好のチャンス。企業とのミスマッチ防止にとても役立ちます。
カジュアル面談をより有意義な時間にするために行っておきたいのが、事前準備です。ここではゲームクリエイターにおすすめする、3つの準備を紹介。また面談のあとが気になる方のために、その後の流れについても簡単に説明します。
少なくとも、以下の3点は準備をしておきましょう。
＜1＞企業について調べる
企業について少しでも知っていることがあれば、中身の濃い対話をすることが可能になります。事業内容や採用情報などはホームページをチェックするだけでも情報を得られるため、分かる範囲で事前に調べておきましょう。
＜2＞聞きたいことをまとめておく
企業への質問は、事前にまとめておきます。気軽にさまざまな質問ができるカジュアル面談では、会話がはずむうちに質問内容を忘れてしまうこともあるからです。せっかくの機会を十分に活用できるよう、質問内容をまとめておきましょう。
＜3＞自分のことを語れるようにしておく
カジュアル面談は、自己紹介と情報交換の場です。一方的に話を聞くのではなく、自分のことも語れるようにしておきましょう。
これまでゲームクリエイターとしてどのような仕事に携わってきたのか。得意分野やこれから挑戦したいこと。今後どのようなキャリアを築いていきたいのか。また自社に興味をもった理由も、企業担当者はきっと気になるはずです。最低限のマナーとして、準備しておくことをおすすめします。
カジュアル面談のあとは、企業担当者もしくはエージェントを通して応募の意志確認が行われることが一般的です。このとき、企業への転職意欲がある場合は、採用選考に進むことが可能。改めて履歴書や職務経歴書等を用意し、面接に向けた準備を行います。
ゲームクリエイターにとってメリットの多いカジュアル面談。まだ転職を決めかねている状態でも、面談の機会を得られる点がとても魅力ですね。
カジュアル面談は、リラックスした雰囲気で企業担当者とさまざまな話をすることができます。面接では緊張してしまう方でも、カジュアル面談であれば安心。自己紹介や情報交換を通して企業を詳しく知ることができ、あなたの強みも自然な形でアピールできるはずです。
昨今の売り手市場を背景に、カジュアル面談を取り入れる企業は今後もさらに増えていくでしょう。クリエイティブ職に特化して転職支援を行うトリサンクリエイター関西では、企業とのカジュアル面談を推奨しています。
いま転職を考えている方はもちろん、いつかは転職をしようと思っている方も、トリサンクリエイター関西に登録して、企業とのカジュアル面談を体験してみてはいかがでしょうか。
ディレクターやクライアントとの…