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Webデザイナーの志望動機はどう書くの? 書き方のポイントと例文紹介

Webデザイナーの志望動機はどう書くの? 書き方のポイントと例文紹介

応募先企業を選んだ理由や応募の動機を伝える、履歴書の「志望動機」欄。ついテンプレートを使いたくなるかもしれませんが、実はしっかりと書くべき項目です。なぜなら、企業の担当者は、採用したい人材と応募者がマッチするかどうかを見極めるために、志望動機を重視しているケースが少なくないからです。

とくに書類選考は、面接へ進むための大切なステップ。ぜひ会いたいと思ってもらえるような志望動機を書きたいですよね。ここでは、Webデザイナーの志望動機の書き方と例文を紹介します。

Webデザイナーが志望動機で伝えるべき内容とは?

企業の担当者へきちんと伝わる志望動機を書くために、まずは伝えるべきポイントを整理しましょう。

【Webデザイナーが志望動機で伝えたい内容1】応募先企業を選んだ理由

「自社を選んだ理由」は、企業の担当者の多くが気にする内容です。実際に、面接においても聞かれることの多い質問といえます。企業を選んだ理由は、できるだけ具体的な内容にすることが重要。多くの企業に当てはまる理由であれば、「他の企業でも良いのでは?」 という印象を与えてしまうことになるからです。

なぜ、その企業で働きたいと思ったのか。あなたが感じた企業の魅力や特色を深堀りしてみましょう。求人情報やホームページなどから情報を得ることで、企業理解も深まります。

【Webデザイナーが志望動機で伝えたい内容2】活かせる経験・スキル

志望動機では、応募先企業で活かせる経験とスキルをしっかりと伝える必要があります。

これまで培ってきた経験や知識、保有スキルの中から、応募先企業で活かせるものを整理してみましょう。さらにあなたの経験・スキルが、どのような形で活かせるか(=貢献できるか)についても踏み込んで考えます。それが、企業にとってあなたを採用するメリットであり、企業の採用ニーズとマッチしていることへのアピールにもなるはずです。

【Webデザイナーが志望動機で伝えたい内容3】入社後にやりたいことや将来の目標

「将来は、Webディレクター/クリエイティブディレクターを目指したい」、「貴社のオウンドメディアを成長させ、売上拡大に貢献したい」など、将来の目標や応募先企業で取り組みたいことを表明することで、入社への意気込みを伝えることができます。

あなたの実現したいことが応募先企業の環境や方向性にマッチしていれば、企業の担当者も入社後の活躍をイメージしやすくなるでしょう。

Webデザイナーが押さえておきたい、志望動機の書き方のポイント

Webデザイナーが押さえておきたい、志望動機の書き方のポイント

伝える内容が整理できたら、次は志望動機の書き方を理解しましょう。書き方のポイントを押さえることで、企業の担当者に伝わりやすい志望動機を書くことが可能です。

志望動機は、「結論→根拠→企業を選んだ理由」の順番で書く

企業の担当者は、数多くの履歴書に目を通します。中には、じっくり読まない担当者もいるかもしれません。だからこそ、志望動機の冒頭部分はとても大切。書き出しは「なぜ、志望するのか」という質問への回答(=結論)から始めることが基本です。

結論の次に続くのは、その回答に至る背景。例えば、結論が「Web制作会社で培った知識と経験が、事業会社で活かせると考えたから」である場合は、事業会社で活かしたいと考えるようになったきっかけや自身の体験談など、根拠となる内容を書くと良いでしょう。
最後は、応募先企業を選んだ理由です。事業内容や仕事の特色などから、その企業でなくてはならない理由を説明します。

「結論→根拠→企業を選んだ理由」の順にまとめることで、より説得力のある志望動機を作成することが可能です。
 

4つのポイントに気をつけて志望動機を作成する

志望動機を書く際には、以下4つの点に注意しましょう。

(1)抽象的な内容になっていないか

「理念に共感した」「サービスに興味をもった」などの表現は、どの企業にも当てはまる内容に見えがちです。そう感じる理由やエピソードなどを交え、できる限り具体的に記載することを心がけましょう。

(2)アピールが単なる自慢になっていないか

経験やスキルのアピールは大切ですが、アピール力を高めるために表現を誇張すると、かえってマイナスの印象を与えてしまいます。実績やスキルが応募先企業でどのように活かせるのかをアピールするほうが良いでしょう。

(3)企業ニーズとアピール内容がズレていないか

応募先企業の事業内容や仕事、求める人材(スキルや志向など)を理解せずに志望動機を書くと、熱意やスキルを一方的にアピールすることになってしまいます。企業ニーズを理解したうえで、あなたの強みを効果的に伝えることが必要です。

(4)NGワードが並んでいないか

「給与・待遇が良い」などの条件面は、志望動機では避けたいNGワード。企業からすると、「もっと良い条件の会社があれば、すぐ転職してしまうのでは? 」と感じてしまうからです。

また、会社は学校ではないため「勉強したい」「スキルを身につけたい」という表現もおすすめできません。「学ぶことで、○○にも貢献したい」など、学んだ先にある“成果”に重点をおくようにしましょう。

Webデザイナーの志望動機の例文

Webデザイナーの志望動機の例文

伝えたいことを整理し、書き方のコツを押さえたら、いよいよ志望動機の作成です。ここでは志望動機の例文を紹介しますので、志望動機を作成する際の参考にしてください。

【志望動機の例文1】Webデザイナー経験者の場合

Web制作会社で培ったデザイン経験やWebマーケティングの知識が活かせると考え、志望しました。
前職ではWebデザイナーとして、サービスサイトを中心にUIデザインからコーディングまでを担当していました。これまで100案件以上、多岐にわたる企業のWebサービスに関わってきましたが、基本的には納品をすれば仕事が完結してしまうため、作って終わりではなく、事業会社で自社サービスを育てたいという思いが強くなりました。

貴社は、○○業界において独自の販売戦略でシェアを伸ばしている企業です。業界内では珍しく、オウンドメディアを展開されている点にとくに魅力を感じており、貴社であればオリジナリティに溢れた自社メディアの運営ができると感じました。

私はこれまで、貴社と同じ○○業界のクライアントのサービスサイト制作を数多く経験しています。その中でデザイナーとしてのスキルを磨くだけでなく、業界知識や顧客特性などについても深く学んできました。それらの知識と経験を活かし、貴社のオウンドメディアの発展に貢献したいと考えております。

【志望動機の例文2】Webデザイナー未経験の場合

未経験からWebデザイナーにチャレンジできる環境を求めており、貴社の募集をみてすぐに応募を決意しました。
私は現在、販売の仕事に携わっていますが、以前からWebサービスやデザインに興味があったため、1年前から独学でWebデザインを学んでいます。自身のWebサイト(ブログ)や友人の会社のホームページも制作しました。

さまざまなWebサービスを手がける貴社であれば、Webデザイナーとして幅広い経験を積むことができると感じたことが、もっとも大きな志望理由です。

販売の仕事で培ったコミュニケーション力は、Web制作の現場でも活かせるものだと考えています。将来的にはディレクターやプロデューサーの道に進みたいと考えていますが、まずはWebデザイナーとして一日でも早くひとり立ちし、貴社の成長に寄与したいと思っています。

まとめ

履歴書の志望動機は、企業担当者が重視する項目です。応募先企業へ効果的にアピールして、ぜひ会いたいと思ってもらえる内容を目指しましょう。

志望動機を書くことは、企業への理解を深められるだけではなく、Webデザイナーとしての強みや弱み、今後の方向性など、自身を客観的に見つめなおす良い機会にもなるはずです。

また、トリサンクリエイター関西では転職活動のご支援として、履歴書の志望動機や職務経歴書などの書類作成に関するアドバイスも行なっております。
ご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

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